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先日、タイ北部チェンライ県にて、豚肉を他国へ密売するために、それを船に積み込んでいた業者が逮捕された。
チェンライ県はタイ北部に位置する県である。県の北東部にはメコン川が流れており、川の向こう側はラオスである。
そのメコン川にて、不法で豚肉を他地域・他国に密売するために、船にそれを積み込んでいた業者が現行犯逮捕されたのである。
密売業者がトラックの荷物を、メコン川に停泊していた船に積み込んでいたところを警察当局が職務質問し、その際、業者は売買の許可証を持っていなかったことから不法密売であると判断されたのである。
船、およびトラックからは、梱包された豚肉が数にして1,148袋あった。重さにすると22,000キログラム、総額にして250万バーツ(約700万円)相当になるという。
メコン川はチベット高原から発し、中国からミャンマー、タイ・ラオスの国境線、カンボジアからベトナムにぬけていく大河である。この業者がそのメコン川を利用して、どの地域に密売を企てていたかはまだ明らかになっていない。今後警察は、この業者の豚肉密売のルートを解明していく方針であるという。
タイでは、密売の問題が後を絶たない。国境付近ではその問題が顕著なのはいうまでもない。今回のように密売者をうまく逮捕できたとしても、それは氷山の一角であって、裏にある組織グループにまでは踏み込めないのが実情といえよう。
(TechinsightJapan編集部 若曽根了太)