I-Phoneの人気が上昇し、ゲームなどの専用アプリケーションもそれに伴い数を増やしている。自宅の家電のリモコンになるなど多種多様な物が登場している中で、Ajnagが発表したアプリケーション”Cannabis”は医薬用の大麻の販売店などを検索する位置情報サービスだ。

カリフォルニア州などですでに医薬用の大麻が合法化され、大麻を提供する店が続々とオープンしている。Cannabisで地名や郵便番号を入力するだけで、州から許可を得ている店だけではなく、処方箋が必要な時の為のクリニックや医師、また医薬用大麻に関連する機関や弁護士なども検索することができる。

まだ合法化がされていない州で検索をすると、合法化を勧める組織が表示される。また海外の一部でも使用でき、合法で大麻を摂取できるコーヒーショップなどを探しだすこともできるのだ。データはimedicalcannabis.orgで継続的にアップデートされる。もちろん違法麻薬を売るディーラーがいる通りなど違法行為が発生する場所は表示されない。Ajnagは大麻の違法使用を推進するわけではなく、Cannabisはユーザーに合法の医薬用大麻に関連する情報を提供するサービスであると主張している。
（TechinsightJapan編集部　村居唯衣）