身長62.8センチ、“世界一の笑顔”を持つ世界一背が低い28歳女性(印)<…
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たとえ我が子が可愛くて仕方なくても職権を乱用し、法を犯してまで成績を修正するのが母親の愛なのだろうか。ペンシルベニア州ハンティンドンの高校で秘書を務める母親が学校のコンピューターシステムに記録されている娘の成績を改ざんしたとして逮捕された。
キャロライン マクニールは2006年3月から2007年7月の間に3人の同僚のパスワードを無断で使用して学校のシステムに潜入し、テスト点数や成績を改ざんした。同僚の証言によると休暇や病欠などの時の為にパスワードをマクニールと共有していたという。
事件が発覚したのは2007年10月、高校の職員がマクニールの娘のSATのスコアが一致していないのを発見したのがキッカケだった。捜査の結果SATの結果を管理するCollege Boardがマクニールの娘のスコアを“1370”と表示する前にマクニールのコンピューターから“1730”と記録されたことが判明したのだ。また娘のクラス内の成績を上げる為に娘の成績を上げ、更に2人のクラスメイトの成績を下げてシステムに記録していたことも発覚した。
マクニールは他にも200以上もの成績やテスト結果を改ざんしたと見られており、現在のところコンピューターの不法使用で29の訴因、公文書改ざんで29の訴因で起訴されている。それぞれの訴因は第三級重罪として懲役最長7年と1万5千ドルの罰金に処される。被害を受けた生徒の成績は卒業前に修正され、またマクニールの娘は今回の事件に無関係であったとして起訴はされていない。
(TechinsightJapan編集部 村居唯衣)