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タイ初となるパンダの赤ちゃん誕生で、大いに盛り上がっているタイでは、5日、赤ちゃんパンダのために盛大なフェスティバルが開催された。
タイでは、国内初となるパンダの赤ちゃん誕生以降、連日、パンダの赤ちゃんと母親「リンフイ」の愛くるしい映像が放映されている。タイは現在、パンダの赤ちゃんフィーバーなのだ。
そして5日、このパンダの赤ちゃんのために盛大な儀礼が行われた。それは、魂振り儀礼(スークワン)である。
タイの人々には、生きとし生けるものすべてに、クワン(魂)が宿っているという観念がある。そして生まれて間もない子供に対しては、その魂を強化する儀礼を行い、健康にすくすくと成長するよう願うという慣習があるのである。
この慣習に従い、今回パンダの赤ちゃんのための魂振り儀礼が行われた。
具体的には、北タイの伝統的な踊りとともにパンダの着包みが行列をなして練り歩き、その後、儀礼の司祭者によって魂強化が行われたのである。
これによって、パンダの赤ちゃんの魂は強化され、今後すくすくと育つことが期待されるのだ。
ちなみに、魂振り儀礼は、手首に紐を巻きつけるという方法によって行われる。たとえば、新郎新婦や病み上がりの人などに対して、人々は願掛けをしながら手首に紐を巻きつけるのである。それは、魂というのは病や新たな環境によって弱まってしまうが、それを紐で結ぶことによって強化できるとタイの人々は考えているからである。
(TechinsightJapan編集部 若曽根了太)