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南アフリカのシンボルの一つ、テーブルマウンテンが世界中の261もの候補の中からトップ77に無事入選した。国民の投票によって、エベレスト、K2、富士山に打ち勝った。
テーブルマウンテンは「山と火山」のカテゴリーに分類され、その中にはエベレスト、K2、そして日本の代表富士山もノミネートされていたが、今回テーブルマウンテンが勝利したようだ。
次は「山と火山」のカテゴリーでトップ11に入る必要がある。2009年7月21日には、それぞれのカテゴリーから4つずつ、計28の候補地が専門家によって選出され、第3回、最終投票が始まる。最終的な世界自然7不思議は2011年に決定する。
ケープタウンではラジオで「テーブルマウンテンを世界自然7不思議にしよう」と呼びかけていた。テーブルマウンテンノミネート実行委員会のCEOは「多くの南アフリカ国民、世界のテーブルマウンテンファンが支持し、投票してくれたことに感激している。」と述べている。また、デズモン・ツツ大司教やクリケットのナショナルチームなど、南アフリカの著名人もテーブルマウンテンを支持する意向を示している。
世界自然七不思議のカテゴリーは「山と火山」の他に、海、池、島、氷山、滝、森がある。
テーブルマウンテンがなぜテーブル上になっているかは正確にはわかっていない。ある人は「切り取った部分がエジプトのピラミッドになった」などと誇張することもあるほど。
このまま無事にテーブルマウンテンが世界自然7不思議に選ばれるかは、さらなるキャンペーンと国民の熱い支持にかかっている。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)