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「もしも凶悪犯を射つことが出来なければ、カラテチョップを食らわせる」。西ケープ州では、地域社会の安全を守るための先行プロジェクトととして、200人の警察官に「空手」を特訓させることを発表した。
昨年は西ケープ州だけで8人の警察官が殉職したことを受け、警察官の安全も重要であると空手による自己防衛技術を訓練させることを打ち出した。
空手エキスパートとして世界に知られているヘニー・ボスマン(極真空手アフリカ地区委員長)や、警察訓練学校長などとの話し合いの末「先行プロジェクト」として行なうことを決定した。これによって、最小限かつ最少人数で容疑者を逮捕することも可能になるだろうと思われる。手をこまねいてみているだけの政治家に対して、警察官としての権限を見せつけるいい機会でもあるようだ。
警察官として格闘技を使った取締りを行なっている前例としては、フィクションだが1991年の映画「空手コップ(Karate Cop)」がある。ロボコップとブルース・リーのハイブリッドとなるものか楽しみである。
南アフリカでも空手は人気の格闘技。空手道場も多くあり、空手選手権大会なども開かれている。やはりこの国ではある程度の護身術を身につけておく必要があるようだ。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)