writer : ac
2020年4月に撮影されたチェコ共和国の動物園「ドヴール・クラーロヴェー・サファリパーク」のドリル(オナガザル科のサル)の親子。このたび、同年8月に誕生した赤ちゃんの共食いの研究記録が公開された
赤ちゃんが生後8日目で突然死してしまい、クマシはその後2日間、死骸を自分の近くに置いて世話を続けた。そして毛づくろいや観察を続けたという
クマシだけでなく仲間たちも死んだ赤ちゃんに顔を近づけ、視線を合わせようとしていた。目と目が合わなければ「何かがおかしい」という合図になるようだ
赤ちゃんが死んだのを確信したのか、次第に落ち着きがなくなったというクマシ。死骸を引きずったり、投げ飛ばしたりする様子が見られるようになり、そのうち食べ始めたという