writer : ac
米フロリダ州ウェスト・パーム・ビーチ在住のショーンさん(右)と、13歳で亡くなった娘シマリアさん。脳死判定後、ショーンさんは娘から腎臓の提供を受けた(『USA TODAY 「‘You will always have a part of her in you’: Florida teen saves dad’s life with kidney」(Memorial Healthcare System)』より)
2月3日、ジョー・ディマジオ小児病院でドナーに敬意を示す「見送りの儀式(オーナー・ウォーク、Honor Walk)」が行われ、家族は手術室の前でシマリアさんに最期の別れを告げた(『USA TODAY 「‘You will always have a part of her in you’: Florida teen saves dad’s life with kidney」』より)
5人の父だったショーンさんの家族。シマリアさん(左から3番目)は陽気で頑張り屋で健康で自慢の娘だったという(『USA TODAY 「‘You will always have a part of her in you’: Florida teen saves dad’s life with kidney」(Memorial Healthcare System)』より)
「ヒーロー」と書かれたブレスレットを着けたシマリアさんと両親。ショーンさんは「『娘の一部が私の中で生きている』ということだけを考えて生きているよ。そう考えると幸せな気持ちになるからね」と述べていた(『USA TODAY 「‘You will always have a part of her in you’: Florida teen saves dad’s life with kidney」(Memorial Healthcare System)』より)
ディーマさんに「あなたの中にはいつも、あの子の一部が存在していることになるのよ」と背中を押され、ショーンさんは娘から腎臓をもらう勇気が持てたという(『USA TODAY 「‘You will always have a part of her in you’: Florida teen saves dad’s life with kidney」(Memorial Healthcare System)』より)
「娘から腎臓の提供を受けたことに関しては、罪悪感や自分が幸せになってはいけないのではないか…と感じることがある」と語るショーンさん(『USA TODAY 「‘You will always have a part of her in you’: Florida teen saves dad’s life with kidney」』より)
2023年2月、腎臓移植手術を受けた米ミズーリ州在住の男性。ドナーは匿名と聞いていたが、手術後にそれが娘だったと分かり、涙を流していた(『Delayne TikTok「watch my dad find out that I was his anonymous kidney donor after keeping it a secret for 8 months」』より)
米テキサス州在住の女性は2022年6月、プールで溺れて回復が見込まれなかった1歳息子の臓器提供を決断。その1年4か月後、息子の心臓を受容した男児と対面し、移植された心臓の音を初めて聴いた(『Jenny Burns Instagram「So much to be grateful for this Thanksgiving!」』より)
米ルイジアナ州で2020年に息子を亡くして臓器提供を決断した母親。2022年5月、息子の心臓を受容した14歳の少年の鼓動を初めて聴いた(『ABC News 「Mom hears late son’s heart beat in 14-year-old boy for 1st time」(Louisiana Organ Procurement Agency (LOPA))』より)
米インディアナ州の病院で2019年5月、脳死状態の15歳少年が臓器ドナーに。少年は病院の廊下で医師やスタッフ、家族、友人らに見送られ、手術室に向かった(『Joann Jackson Bogard Facebook「Our hero saved 5 lives!」』より)