ウィリアム皇太子がパリを訪れた際、米次期大統領ドナルド・トランプ氏と会談した。皇太子とトランプ氏はノートルダム大聖堂の再開式典で顔を合わせた後、英国大使公邸で40分間会談した。会談前には、トランプ氏が集まった記者団に向けて、ウィリアム皇太子のことを「良い仕事をしている」と称賛し、友好的な姿勢を見せた。
仏パリで現地時間7日、2019年の大火災後に修復作業が行われたノートルダム大聖堂で、再開式典が行われた。
式典にはエマニュエル・マクロン仏大統領夫妻に加え、米次期大統領ドナルド・トランプ氏と同氏の政権移行チームの側近で実業家のイーロン・マスク氏、ジル・バイデン米大統領夫人、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領ら要人を含む1500人が出席した。
ウィリアム皇太子は英国政府の要請を受け、チャールズ国王の代理として式典に参加した。現地メディアによると、政府は式典後に皇太子がトランプ氏と会談することで、英米関係の基盤強化に寄与することを期待していたという。
ノートルダム大聖堂では、トランプ氏が皇太子と対面し、固い握手を交わすなど友好的な姿勢を見せた。
式典が終わると、皇太子はトランプ氏と会談するため、