ジャスティン・ビーバー(30)が、性的人身売買などの容疑で逮捕されたショーン・コムズ(54)と親交があった頃の映像が次々に公開された。ある動画では、ショーンが当時15歳のジャスティンと「これからワイルドな48時間を過ごす」と発言しており、テレビ番組に出演した際には、ショーンがジャスティンに個人的な内容を話さないよう警告する場面も確認された。また、関係者は現在のジャスティンについて、ショーンのスキャンダル報道以来、精神的に不安定だと語った。
米ラッパーの“ディディ”ことショーン・コムズは9月16日(以下、現地時間)、米ニューヨークのマンハッタン・ホテルで逮捕され、拘置所に収容された。ショーンは恐喝と性的人身売買、売春目的の移送の容疑で起訴されたが、本人は無罪を主張している。保釈を二度求めたが、いずれの保釈申請も却下された。
ショーンは音楽プロデューサー、作詞家、俳優、ファッションデザイナー、実業家としても成功した億万長者で、各界の著名人と幅広い交流がある。
そのショーンが、10代のジャスティン・ビーバーと親しくしていた当時の映像が次々と掘り返された。
米メディア『TMZ』が5日に公開したのは、2010年に米マイアミで開催された「ハイチ支援コンサート」のステージで、ショーンがジャスティンを抱き寄せ、ラップを披露するシーンだ。
また、2016年に米ロサンゼルスで開催された「第58回グラミー賞授賞式」のアフターパーティで、ショーンとジャスティンが寄り添って座る写真も掲載した。ジャスティンはショーンに肩を抱かれながら、マイクを持って歌っていた。
さらに同メディアは、ショーンとジャスティンが2011年、米トーク番組『Jimmy Kimmel Live』にゲスト出演した時の映像も公開した。
司会者のジミー・キンメルが2人の友情について尋ねると、ショーンは「俺達は奇妙な形で友人になったと思う」と答え、こう続けた。
「俺達にとって、彼は弟のような存在だ。電話でアドバイスを求めることを恐れていない。俺達は間違いなく彼に腕を回し、守ってやりたいんだ。」
その後、