ヘンリー王子が、性加害疑惑で訴えられた米ラッパーの“ディディ”ことショーン・コムズに対する法的書類に名前が掲載されていることが明らかになった。訴訟を起こした音楽プロデューサーのロドニー・ジョーンズが提出した文書によると、ディディはヘンリー王子を含む著名人と交流があったと記されているという。王子の名前が挙がったのは一度だけで、不正行為で訴えられていることはないそうだ。
“リル・ロッド”の愛称で知られる音楽プロデューサーのロドニー・ジョーンズは今年2月、“ディディ”ことショーン・コムズが性犯罪や性的人身売買などの行為に関与したとして訴訟を起こした。
ロドニーは、過去1年以上にわたってディディからセクハラや脅迫行為を受けたと主張し、ディディと仲間数人が不正行為や性的暴行疑惑に関与した映像を確保したと述べている。
ディディは“パフ・ダディ”、“P・ディディ”などの別名でも知られ、音楽プロデューサーや作詞家、俳優、ファッションデザイナーとしても活動する。さらに実業家として、映画プロダクション、レストランチェーン、ヒップホップ/R&B系のレコードレーベル「バッド・ボーイ・エンターテインメント」、ファッションブランド「ショーン・ジョン」などを経営している。
ロドニーは、ディディが2023年にリリースしたアルバム『The Love Album: Off the Grid』の楽曲をプロデュースした。
ロドニーが提出した法的文書では、