米イリノイ州のシカゴ・オヘア国際空港で17日、アメリカン航空の飛行機のエンジンに貨物コンテナが吸い込まれる事故が発生した。原因は何だったのか。ベルギーの航空ニュースサイト『Aviation24.be』などが、監視カメラの映像とともに事故の詳細を報じた。
17日午後3時頃、シカゴ・オヘア国際空港に到着したアメリカン航空47便(AA47)の右側エンジンに、貨物コンテナが吸い込まれた。
同機はイギリスのロンドン・ヒースロー空港から到着し、ゲートに向かって移動中だったボーイング787-9型機で、エンジンに深刻な損傷が発生した。
現場では当時、エールフランス航空のエアバスA350型機を追うようにアメリカン航空の機体が誘導路をタキシング(地上走行)中で、貨物コンテナを牽引するトーイングトラクターの運転手は、誘導路と交差する車両用道路を走行中で、ちょうど2機の間を横切った。
動画では、トーイングトラクターが牽引していた3つの貨物コンテナが飛ばされる様子が確認できる。そのうち1つが勢いよくエンジンに吸い込まれ、