オハラ署長はさらに次のように明かした。
「10月4日、この少年は『暴力による脅しと自動車盗難未遂容疑』でも起訴されました。少年は今年8月、別の未成年者と共に被害者に近づき、ナイフで『内臓を取り出すぞ』と脅して車を盗もうとしたのです。」
一方、少年の家族は警察に協力的で「息子や他の人々が怪我をしたり、命を落としてしまうことがないように」と助けを求めている。ただ、オハラ署長は「10歳の子供が周りからの強い影響もなく、このレベルの犯罪に関わるのは理解し難いことです」と述べた。また、「これは複雑なケースですが、地域コミュニティを含む様々な組織が協力し合い、短期的および長期的な解決策を今すぐ確立すべきです」と訴えた。
この少年が車をいつ、どのように盗んだか、またどれくらい長い間車を運転していたかについては明らかになっていないが、今回のニュースには次のようなコメントが寄せられた。
「10歳で3度逮捕? 12の容疑? 聞き間違えていないよね?」
「10歳ならまだ助けられる。でも16歳になってしまったら遅い。」
「10歳の子がこれだけのことをするには、影響を与えているティーンエイジャーか大人がいるはず。彼らこそ、この子の犯罪の法的責任を負うべき。」
「家族は協力的? 子供が車を盗んでいた時、親はどこにいたの? 親の怠慢や虐待などがない限り、こんな犯罪は起こさないだろう。親の責任だよ。」
「いや、もう親も手に負えないのだろうね。」
「10年後が恐ろしい。」
「これは複雑なケースでもなんでもない。少年鑑別所からこの子を出すべきではない。」
「精神的な問題があるはず。まだ若いし、これは普通の行動ではない。人に重傷を負わせたり殺害してしまう前に早急に対処すべきだ。」
ちなみに米アイオワ州では2021年11月、高校生2人(当時16歳)がスペイン語教師を「悪い成績をつけたから」とバットで撲殺した。この2人には昨年、終身刑が言い渡されている。
画像は『FOX 10 Phoenix 「10-year-old driving stolen car nearly hits children on Minneapolis playground: Video」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)