米バーモント州の森に設置された自動撮影カメラが愉快なクマの様子を捉え、先月15日にFacebookでシェアされた。カメラがあることも知らずに寛いでいたクマが、豪快に放屁したのだ。このクマの人間味のある様子には、「クマもオナラをするんだ!」「やることは人間と一緒」といった声が寄せられている。米ニュースメディア『My NBC5』などが伝えた。
話題の動画は、米バーモント州マールボロ近郊の森に設置された自動撮影カメラが捉えた。このカメラを設置したのは、同州ブラトルボロにある野外教育施設「Vermont Wilderness School」のシニア・プログラム・ディレクターを務めるボブ・エツワイラーさん(Bob Etzweiler)で、これまで自動撮影カメラを使って15年も野生動物を観察してきたベテランだ。
今年4月、ボブさんは森の中で野生動物の痕跡を探していたところ、クマの寝床と見られる場所を発見した。糞や爪の跡が残されたこの場所にカメラを設置したボブさんだったが、その後は映像を確認していなかった。そして先月になり、一緒に活動している研修生とともにその映像を確認していると、予想外の光景が映った。
映像の右下には、4月13日午前8時43分という日付と時間が確認できる。ボブさんの予想は当たり、その場所はクマの寝床だったようで、仰向けになって寛ぐアメリカグマの姿が捉えられていた。
クマは居心地が悪いのか、寝転がったまま手足をバタバタさせている。そしてそばにあった木の幹を片手で掴むと、頭を少し持ち上げ、お腹に力を入れるような体勢となった。そして次の瞬間、