熱されたコンロの上には可燃性の箱が置いてあり、箱が燃え始めてしまった。
しばらくすると天井に届くほどの大きな炎となって煙が充満し、警報音が鳴り響くキッチンの様子が映った。火災に気づいた住人が、上の階からドタドタとキッチンへ降りてくる足音も録音されていた。
住人は消火の際に煙を吸ってしまい病院に運ばれたが、他の住人や犬にケガはなかったと報じられている。
火災の影響で、2階部分が住める状態ではなくなってしまい、この家の持ち主の母親であるキム・スミスさん(Kim Smith)が、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」に専用ページを設置して、修繕費の募金を開始している。
今回の動画をFacebookでシェアしたコロラド・スプリングス消防署は、「今回のケースは、各寝室や各階、屋内外に煙探知機を設置すること、可燃物をコンロやオーブンから遠ざけておくこと、火災発生時に部屋からの脱出経路を2つ知っておくことなどの良い教訓となりました」と綴り、注意を呼びかけた。
この映像を見た人々からは、「これは恐ろしい」「コンロの上に燃える物を置くのは良くないね」「簡単につまみを操作できてしまうコンロのデザインがいけないかも」「うちではコンロのつまみカバーを使っているよ」などの声が寄せられている。
画像は『Colorado Springs Fire Department Facebook「#UPDATE: After learning more about the Apple HomePod we’ve discovered the HomePod likely heard the smoke alarms in the home」』『GoFundMe 「Support for family Home Recovery」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)