イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】セリーナ・ウィリアムズ、親友メーガン妃とヘンリー王子を笑いのネタに「私の影を薄くしないで」

ステージに現れたセリーナを拍手で歓迎した。

会場の最前列に着席したヘンリー王子とメーガン妃。セリーナが現れると、拍手で歓迎した(『ESPN X「Paying tribute to our host’s Grand Slam winning fashion」』より)

セリーナは式典の開幕スピーチを始めると、観客に向けてヘンリー王子夫妻を温かく歓迎するように呼びかけた。そして夫妻を堅苦しい形で紹介する代わりに、彼らを笑いのネタに変えて、会場の雰囲気を和ませたのだ。

セリーナはヘンリー王子夫妻を指差すと、2人の“存在感”をからかうようなジョークを放った。

「ヘンリーとメーガン、今夜はあまり呼吸をしないで。だって今夜は私が主役だから。あなた達が酸素を吸いすぎているという非難で、私の影が薄くなるのは避けたいから。」

授賞式のステージに登場したセリーナ。式典開幕のスピーチを始めると、ヘンリー王子とメーガン妃を笑いのネタにした(『ESPN X「Paying tribute to our host’s Grand Slam winning fashion」』より)

ヘンリー王子夫妻はセリーナの冗談を受け止めたようで、クスクスと笑っていたという。

ヘンリー王子は「パット・ティルマン賞」を受賞することへの批判が高まっており、授賞式への出席には大きな注目が集まっていた。さらに、同伴したメーガン妃のファッションや振る舞いが話題になることも予想される。そのため、司会者という大役を担ったセリーナは、友人であるヘンリー王子夫妻に“主役の座”を奪われてしまうのではないかと心配したようだ。

メーガン妃とセリーナは、2010年に開催されたNFLの優勝決定戦「スーパーボウル」の会場で出会った。

その後、2人は親友となり、2014年には女優時代のメーガン・マークル(当時)が、自身のブログ『The Tig』でセリーナとの友情についてこう綴っていた。

「私達は同い年で、激辛ソースを好み、ファッションが大好き。だけど、それ以上に私達を結び付けているのは、期待を超えるという信念。つまり、私達の果てしない野心なのかもしれない。」

2人はその後も“野心”という共通点で繋がっているようで、2022年にメーガン妃のポッドキャスト『Archetypes』で対談した際には、「女性の野心」について話題が盛り上がった。

メーガン妃が「どうやら野心というのは、女性にとってもの凄く恐ろしいことのようね。その背後にある否定的な感情を感じてしまった以上、それを感じないようにするのは本当に難しい」と言うと、セリーナはこう返していた。

「女性が野心的であったり、目標を持っていたり、それらを達成した時には間違いなく別の場所に分類されてしまう。目標達成の方法について、否定的な意味合いを持たれるのよ。」

セリーナは女子テニス協会(WTA)でシングルス73勝、ダブルス23勝を記録。シングルスとダブルスともに4大大会すべてを制覇した唯一の選手で、世界ランキング1位となった。2022年には引退を示唆したが、その後、復帰する可能性があるとも語っている。

プライベートでは、夫でインターネット起業家のアレクシス・オハニアン氏との間に長女アレクシス・オリンピアちゃん(6)と次女アディラ・リバーちゃん(生後11か月)をもうけている。

画像は『Serena Williams Instagram「It’s almost showtime」』『ESPN X「Paying tribute to our host’s Grand Slam winning fashion」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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