自分の座席に子どもが座っていることに気付いた。自分の搭乗券とその子どもの搭乗券を見比べると、同じ座席番号が記載されていたという。フアンさんは、機内で搭乗券を確認していた時に客室乗務員からオーバーブッキングの事実を伝えられたと言い、「お願いします。降りてください」と案内された。
オーバーブッキングは、完全にアビアンカ航空の都合である。もちろんフアンさんもこの対応に納得できず、機内から降りるのを拒否した。
フアンさんは、「俺は代金を支払ったし、カードから引き落とされているんだ。無いものを売るなんて失礼過ぎるぞ」などと客室乗務員に詰め寄り、不当な扱いだと主張した。
客室乗務員は代替案などを出しながら説得を続けたが、「いい加減な代案を出すのはやめてくれ。この便に乗らなくちゃいけないんだ。俺は弁護士だぞ、リスペクトしろ」と、フアンさんは一歩も譲らなかった。さらに、撮影されていることに気付いたフアンさんは「好きなだけ撮影しろ、話題になることを祈るね」と撮影者に向かって伝えている。
その後、客室乗務員は警察に通報すると言い出したが、フアンさんは「ぜひ呼んでくれ。被害届を出すよ。人の予定をめちゃくちゃにするな」と言い返した。
頑なに降機を拒んだフアンさんだったが、他の乗客たちが離陸を待っている状況を考慮し、最終的に諦めて降機することを選んだ。フアンさんのこの選択に、機内からは拍手が起こったという。
この後、フアンさんは他のフライトでボゴタに向かうことになったが、その便は遅延していたため、クライアントとのミーティングには間に合わなかったそうだ。
この動画を見た人々からは、「航空会社は乗客を搭乗させる前に気付かなかったの?」「これは完全に航空会社が悪い」「過剰に予約を取るのは法律で禁止してほしい」「これは怒って当然だ」「この人には納得のいく補償が出るといいけど」など、アビアンカ航空を非難するコメントやフアンさんへの同情の声が相次いでいる。
NEW: Man has a meltdown on a plane set to depart from Los Angeles to Bogotá, Colombia after flight attendants told him he had to exit because they double booked.
This is one of the rare instances where I'm on the side of the passenger having a meltdown.
The man claimed he had… pic.twitter.com/BpslCQDDyT
— Collin Rugg (@CollinRugg) June 25, 2024
画像は『New York Post 「Airline double-books flight, passenger refuses to exit: ‘You can’t be playing with people’s plans’」(Thiago Trevisan – stock.adobe.com)(Jam Press Vid)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)