今月11日、メキシコのリゾートホテルを訪れていた男性が、ジャグジー付きのバスタブで感電死した。妻と一緒に夕日を眺めながらジャグジーを楽しむため、男性が湯の中に足を入れた瞬間、漏電していたために感電したという。妻や周囲にいた宿泊客がすぐに救出しようとしたが次々に感電してしまい、最終的に男性を引き上げることができたが、既に亡くなっていた。英ニュースメディア『Metro』などが伝えた。
米テキサス州在住のホルヘ・ギレンさん(Jorge Guillen、43)と妻リゼット・ザンブラノさん(Lizzette Zambrano、35)は今月11日、メキシコのソノラ州プエルト・ペニャスコにあるリゾートホテル「Sonoran Sea Resort」を訪れた。
午後8時半、夕日を眺めながらジャグジー付きのバスタブに浸かろうと、2人は屋外にあるバスタブへ向かった。ところがそのバスタブは漏電しており、気付かないままお湯の中へ足を入れたホルヘさんが感電し、そのままバスタブの中に落ちてしまった。
すぐにホルヘさんを助けようとしたリゼットさんだったが、自身も感電し、お湯の中に沈んでしまった。近くにいた宿泊客が事態に気付き、リゼットさんをすぐに引き上げることができた。ホルヘさんも救出しようとしたが、そばにあった金属の棒などを使ったために複数人が感電してしまい、救出は難航した。
ジャグジーの周囲には人だかりができ、救急車を要請したり、感電した人に心肺蘇生を施すなど、現場は騒然としていた。
ホテルのスタッフにも事態が伝えられたが、