インドのあるレストランで先日、食後に口の中をスッキリさせる“マウス・フレッシャー”が提供されたが、それを口にした人々が口内に激しい痛みを感じ、苦しみ始めた。“マウス・フレッシャー”として提供されていたはずの物体はドライアイスで、口にした人々は口内に凍傷を負って病院へ運ばれたという。英国放送協会『BBC』などが報じた。
事故が発生したのは、インド北部ハリヤーナー州グルガーオンにあるカフェ兼レストラン「La Forestta cafe」だ。今月2日、ウッタル・プラデーシュ州グレーター・ノイダに住むアンキット・クマルさん(Ankit Kumar)は、妻や友人たちと一緒に同店で食事を楽しんでいた。
料理の提供が終わり、お腹が膨れたところで、食後の“マウス・フレッシャー”がアンキットさんたちのもとに運ばれてきた。これは食後の口内をリフレッシュするためのもので、砂糖やスパイスを混ぜ合わせて作られた、インドの伝統的なものだという。
アンキットさんたちは少しも疑うことなく、マウス・フレッシャーを口に運んだ。ところが、すぐに口内が燃えるような激痛に襲われて出血し、嘔吐する人も現れた。実は店が提供したのは伝統的なマウス・フレッシャーではなく、