イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】ケリー・ジェームス・マーシャルの絵画、米富豪ラッパーが23.4億円で競り落とす

名前がコロコロと変わり、驚くほどの羽振りの良さ、金離れの良さで知られるアメリカの音楽プロデューサー兼ラッパーのショーン・コムズ。彼がこのほど注目の黒人アーティスト、ケリー・ジェームス・マーシャル氏による巨大な絵画を大変な高値で競り落とした。『ABC News』『BBC』ほかが報じている。

米ラッパーのショーン・コムズ(48)がこのほどサザビーズのオークションハウスに出向き、ケリー・ジェームス・マーシャル氏(Kerry James Marshall、62)による巨大な絵画作品を予想落札価格8ミリオンドルをはるかに超える21.1ミリオンドル(約23.4億円)の高値で落札した。作品名は『Past Times』。大勢の黒人がそれぞれにピクニック、ゴルフ、音楽、水上スキー、ゲートボールなどを楽しむ様子が生き生きと描かれている。ただし横幅が4メートル近いため、豪邸の持ち主でなければ購入はそもそも難しかったに違いない。

マーシャル氏の絵画ギャラリーを管理してきたディレクターのジャック・シャインマン氏も、新オーナーがショーン・コムズであることを『New York Times』に嬉々として報告。生存しているアフリカ系アメリカンの芸術家の作品に対して支払われた額として、約23.4億円は過去最高額であるといい、ハリウッドのA級セレブが強く望んで買い求めたとあればマーシャル氏の作品には今後さらなる価値が付加されるであろう。アラバマ州で生まれてロサンゼルスで育ち、その後シカゴに移住したマーシャル氏。1997年、“天才賞”ことマッカーサー・フェローシップで知られる「マッカーサー財団(本拠地:シカゴ)」に選ばれて奨学金を受けながら才能を磨き、州立イリノイ大学では教鞭もとっていた。

『Past Times』のこれまでの所有者はイリノイ州およびシカゴ市が共同で関わる「Metropolitan Pier and Exposition Authority(MPEA)」で、

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