海外発!Breaking News

writer : flynn

【海外発!Breaking News】超恐怖サファリ! 雄ゾウが観光客の乗るトラックに突進、鼻で持ち上げる(南ア)<動画あり>

トラックを倒されて踏みつぶされる恐れもあった。

その後、再び攻撃するゾウに対してトラックは後退し、ガイドが「もう十分だ」と懇願するとゾウは離れていった。動画はトラックの外から捉えたものと、トラックに乗った観光客が撮影したものがあり、特に後者では巨大なゾウに立ち向かっているガイドの緊迫した様子が伝わってくる。

ゾウにより持ち上げられた車体が落下した瞬間、シートベルトをしていなかった運転手は座席から身体が浮き上がった(『The Sun 「JUMBO ATTACK Terrifying moment wild elephant tries to FLIP safari tourist bus in rampage lifting vehicle off ground with its trunk」(Credit: IRSA)』より)

ただ動画では、ガイドがゾウを威嚇しているだけに見えたようで、視聴者からは「トラックが野生動物に近づきすぎたからだ」という非難のコメントが殺到した。しかし、あるSNSユーザーは別の動画を見たそうで、このように主張している。

「ゾウが駐車場に入ってきたのは、サファリ参加者が駐車場から“ハイド”と呼ばれる隠れ場所までの通路を歩いている時だった。ゾウが車に近づき始めるまで、ガイドはエンジンを切って静かに座っていた。ゾウは後ずさりすることなく、ガイドの発する警告やドアをバンバン叩く威嚇にも反応せず、どんどん近づいてきた。」

「ガイドはトラックに乗っているゲストや駐車場にいる人々を守ろうとしていただけだ。ガイドはエンジンをかけ、アクセルを踏んで回転数を上げることで、ゾウが駐車場から出て行くことを願った。」

「困難な状況の中で、恐怖と闘いながら他の人を守るために行動を起こしたガイドに対して、皆さんはきっと理解を示してくれるだろう。」

なお報道によると、この雄ゾウは「マスト」と呼ばれる年に一度の発情期を迎えていたそうだ。マスト期のゾウは、通常時の20倍の男性ホルモンが出て、イラ立ちで目がギラギラし、近くのものを攻撃したり、壊したり、手がつけられないくらい凶暴になるのだという。

勇気あるガイド、観光客ともに怪我はなかったようだが、このサファリツアーの運営会社「マンクウェ・ゲーム・トラッカーズ(Mankwe Game Trackers)」は米ニュースメディア『ABC News』に対して、ある家族は恐怖で「極度に震え上がったため、のちにカウンセリングを受けた」と明かしている。また、ピラネスバーグ国立公園は今回の件について内部調査を実施すると発表した。

画像は『The Sun 「JUMBO ATTACK Terrifying moment wild elephant tries to FLIP safari tourist bus in rampage lifting vehicle off ground with its trunk」(Credit: IRSA)、「NELLY’S RAGE Harrowing moment elephant mum stamps a crocodile to death as beast threatened to attack her calf」』『The Daily Star 「Sex-crazed elephant attacks safari car and rams it off road as students run in terror」(Image: @ItsGoingViral1/Jamie Pyatt)』『New York Post 「Sri Lanka tourists narrowly escape elephant that broke into their van, stole sandwich in wild video」(Newsflare)』『The South African 「WATCH: Man FLEES car on game drive – after elephant encounter」(Photo: Twitter / Screenshot)』より
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

南アフリカのクルーガー国立公園で2021年11月、サファリカーがオスのゾウに襲われた。ゾウはマスト期だったことから攻撃的な行動を見せたようだ(『The Daily Star 「Sex-crazed elephant attacks safari car and rams it off road as students run in terror」(Image: @ItsGoingViral1/Jamie Pyatt)』より)

2023年、スリランカの国立公園内を車で通過していた観光客が、野生のゾウに遭遇。ゾウは閉められた窓を破壊し、長い鼻を車内に伸ばしてサンドウィッチなどを奪っていった(『New York Post 「Sri Lanka tourists narrowly escape elephant that broke into their van, stole sandwich in wild video」(Newsflare)』より)

2022年11月、南アフリカの野生動物保護区で撮影された動画が公開される。ゾウから逃げようとした男性が車を飛び出しており、環境機関の担当者は「野生動物保護区で最も危険な行動」と警告していた(『The South African 「WATCH: Man FLEES car on game drive - after elephant encounter」(Photo: Twitter / Screenshot)』より)

ザンビアの国立公園で2021年8月、子ゾウに近づいたワニを母ゾウに踏み潰す瞬間が捉えられていた(『The Sun 「NELLY’S RAGE Harrowing moment elephant mum stamps a crocodile to death as beast threatened to attack her calf」』より)

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