メキシコで「花火の都」として知られているメキシコ州トゥルテペックで今月16~17日、毎年恒例の花火大会が開催された。ところがその週末、夜空を彩ったのは花火だけでなく、上空を飛行する民間航空機を照射するレーザー光線で、当時の動画がSNSでシェアされると非難が殺到した。英ニュースメディア『The Sun』などが報じた。
メキシコ州トゥルテペックで今月中旬、花火大会が開催された。同地はメキシコの花火産業の中心地であり、毎年約1万人がこの大会を訪れ、美しい花火の打ち上げを見守るという。
ところが今年は大会中、大勢の群衆が上空を飛ぶ民間航空機に向けてレーザー光を照射。夜空がいくつもの光線で緑色に染まる様子が撮影された。
当時の動画では、花火大会の会場から無数のレーザー光線が航空機を一斉に照らし、機体が不気味な緑色に輝いているのが見て取れる。
そしてこの動画がSNSでシェアされると、大会参加者の“愚かさ”を嘆く、次のようなコメントが寄せられた。
「この人たちはどうかしているのでは? これは非常に危険な行為だ。」
「楽しいことではない。違法だよ。」
「これは連邦犯罪だぞ。」
「現地では毎日、上空を飛行機が通過する。これはきっと地元の人々ではないね。他の場所からやって来た人たちが騒ぎを起こしたのだろう。」
「よく事故が起きなかったものだ。」
「あまりにも愚かで、言葉にならない。」
なお航空機へのレーザー光の照射は、