中国在住の19歳(一部報道では18歳とも)の女性は、13歳からの5年間で400万元(約8340万円)以上を整形手術に費やしてきた。ある女優に憧れ、自身も「有名になりたい」と夢を描いてきたが、ここにきて医師は「これ以上整形を続ければ死の危険がある」と警告しているという。香港のニュースメディア『South China Morning Post』などが伝えた。
中国東部、浙江省出身の周楚娜さん(ヂョウ・チュナさん、19、一部報道では18歳とも)は、物心ついた時から外見にコンプレックスを持ち、13歳で初めて顔にメスを入れた。
楚娜さんはよく、親戚や家族の友達などから「母親は魅力的なのに、あなたはちっとも似ていない」と言われて不快に思っていたそうで、上海のインターナショナルスクールに通うようになったことで「クラスメートは自分よりも可愛くて、自信に溢れている」という思いを一層強くしたという。そして自分の外見への劣等感が一段と強くなり、他の生徒に嫉妬を抱くようになったのだった。
こうして楚娜さんは、母親に「もっと可愛くなりたい」と訴えて整形の許可をもらい、13歳で初めて、目を二重にする施術を受けた。台湾の女優、吳心緹(ウー・シンティー、31)に大きな憧れを抱いていたのも整形に踏み切った大きな理由の一つだった。
それからというもの、鼻の形成手術、口元の整形、小顔整形(骨切り)、脂肪吸引、豊胸、豊尻、ヒアルロン酸注射などをはじめ、ありとあらゆる施術を受け、100回を超える整形手術に400万元(約8340万円)以上を費やした。
なかでも目を大きくする目頭切開などの手術は10回も受けており、