海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】空港で探知犬がミイラ化したサルを発見 持ち主は「食べるつもりだった」と説明(米)

アメリカの空港で活躍する探知犬が、乗客の手荷物からミイラ化したサルを発見し、話題を呼んでいる。持ち主は「個人的に食べるつもりだった」と話したが、アメリカでは持ち込みが禁止されていたため没収されたという。米ニュースメディア『USA TODAY』などが伝えた。

米マサチューセッツ州ボストンにあるジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港で先月8日、アメリカ合衆国税関・国境警備局(以下、CBP)の探知犬“バディ(Buddey)”が職務を遂行していた。

当時はパリ発のデルタ航空225便が到着し、乗客が入国審査へ進んでいた。その時、乗客の荷物を順に嗅ぎまわっていたバディは何かを察知し、ハンドラーに異変を伝えた。

荷物の持ち主に中身を尋ねると、「魚の干物しか入っていません」と答えた。この人物はコンゴ民主共和国を訪れ、パリ経由でアメリカに帰国したところだった。荷物を開ける前にX線検査でチェックすると、確かに魚の干物のようなものが確認された。ところが荷物を開けてみると、そこには完全に乾燥し、ミイラ化したサルが4匹入っていたのだ。

CBPによると、アフリカを含む世界の一部の地域で入手した、野生動物の生肉や最小限の加工しかされていない肉は“ブッシュミート(bushmeat)”と呼ばれるという。ブッシュミートはコウモリ、非ヒト霊長類(サル)、アフリカアシネズミ(別名グラスカッター)、ダイカー(小型のアンテロープ)など、さまざまな野生動物から採取される。伝染病のリスクをもたらす可能性があるため、

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