インドでは度々、奇形のヤギが話題になるが、ウッタル・プラデーシュ州の小さな村の農場では昨年末に人間のような顔の子ヤギが誕生し、ちょっとした騒動になった。印ニュースメディア『News18 India』などが、実際の動画とともに伝えた。
ウッタル・プラデーシュ州ジャウンプル近郊の小さな村ヌアヴ(Nuav)で先月26日午後、人間のような顔をした奇形の子ヤギが誕生し、SNSで動画が拡散した。
動画の子ヤギは白い被毛に覆われ、顔の上半分には大きな唇のような形の眼窩があり、その中には楕円形の2つの眼球があるのが見て取れる。また不完全な鼻、小さな口としゃくれた顎が特徴的で、よく「メエ、メエ」と鳴いていた。
農場主のラルチャンドさん(Lalchand)によると、子ヤギは立つことができないばかりか、母乳も自分で飲むことができず、家族が抱えてスプーンで授乳をしているという。母ヤギは3度目の出産で、それまで異常はなかったそうだ。
今回のような先天性の奇形の子ヤギの誕生は非常に珍しく、ラルチャンドさんの農場には生まれたばかりの赤ちゃんを一目見ようと、地元だけでなくかなり遠方からも大勢の人が訪ねてきた。そして、「子ヤギは神の生まれ変わり」と信じる者もいれば、