9日に行われた“この世で一番オモシロイ女性”を決める祭典『女芸人No.1決定戦 THE W』で、7代目女王に輝いたのはお笑いコンビ・紅しょうがであった。5度目の決勝進出でやっと手にしたトロフィー、紅しょうがの熊元プロレスは「今日がクリスマスや」と喜び、相方の稲田美紀は「これからもよろしくお願いします」と涙を流していた。その一方、今大会で大きな爪痕を残したのが、“妖怪角刈りおばちゃん”ことピン芸人のあぁ~しらきである。
『女芸人No.1決定戦 THE W』が始まったのは2017年、初代女王の座を掴んだのはピン芸人のゆりやんレトリィバァだった。その翌年2018年にあぁ~しらきは初めて同大会の決勝に進み、ファーストステージでゆりやんレトリィバァを破り、最終決戦に進んだ。だが、あぁ~しらきが“女”と書かれた貝殻のブラジャーと“男”と書かれた赤ふんどし姿で、「男かな? 女かな?」と囃し立てながらコントを披露すると会場が異様な空気に包まれ、最終決戦の5組中最下位という結果だった。これを見ていたナイツの塙宣之は、翌日のラジオ番組で「久々に放送事故を見ましたよ」「凄かった」と妙な感心をしていた。またネット上でも、「放送事故レベル」「なんて言っていいのか、わからないヤバさ」と困惑した声が多かった。
それから5年、今回の初戦も前回と同じゆりやんレトリィバァが相手である。あぁ~しらきの「男なのか、女なのか」というテーマは変わらないが、今回は貝殻ブラジャーの代わりにラメの“角”と文字が入った特注の腹掛け、