このほど中国のレストランで、食事の際に撮影した写真をSNSに投稿したことで、会計時に870万円を超える大金を請求されてしまった女性が話題を呼んでいる。幸いにも店は女性に注文金額すべてを請求することは無かったものの、SNSに写真を投稿する際に注意すべきケースの1つとして注目を集めていると、中国雲南省のニュースメディア『开屏新闻』などが伝えた。
先月23日、ワンさん(Wang)と名乗る女性が、友人とともに中国南部雲南省昆明市の鍋が楽しめるレストランを訪れていた。鍋の具材が並んだテーブルの様子を撮影したワンさんは、その写真を中国のSNSアプリ「WeChat(微信)」に投稿した。
ワンさんがスマホを置いて食事を楽しみ始めた一方で、店側には異常な量の注文が殺到した。イカの料理が2580皿、同地方で人気のアヒルの血を使った料理が1850皿、エビのすり身の料理が9990皿と、多数の注文がワンさんのテーブルから厨房に届いたのだ。
驚いた店員がワンさんのテーブルを訪れ、食事の代金が43万中国人民元(約872万円)にも膨らんだ明細を見せて事実確認を行った。信じ難い数字にワンさんは驚いており、心当たりがまったく無いため困惑した。
いったい何が起きたのか。その原因は、ワンさんがSNSに投稿した1枚の写真だった。美味しそうな鍋の写真を投稿したワンさんだったが、