8月には米テキサスの大富豪ジョン・ブライアン氏とフランスで休暇を過ごす場面がパパラッチによって撮影された。
その写真はジョン氏がセーラさんの足指を舐めるという衝撃的な姿だったことから、生前のエディンバラ公フィリップ王配を激怒させた。それ以来、王配はセーラさんが王族の公式行事に参加することを許さなかったという。
セーラさんは1996年にアンドルー王子との離婚が成立したが、2008年頃からはウィンザーにあるアンドルー王子の自宅“ロイヤル・ロッジ”に引っ越し、元夫と一緒に生活している。
そんなセーラさんが全身グリーンの装いでサンドリンガムの行進に現れると、アンドルー王子との長女ベアトリス王女と夫エドアルド・マペッリ・モッツィ氏や、次女ユージェニー王女と夫ジャック・ブルックスバンク氏とともに笑顔で群衆の前を歩いた。
米メディア『Page Six』によると、セーラさんを再び表舞台に迎え入れたのは、チャールズ国王だったという。国王は君主に即位した2022年、セーラさんをサンドリンガムのクリスマス・ランチに極秘で招待したそうだ。
バッキンガム宮殿の関係者は同メディアの取材に応じ、「セーラさんは常にチャールズ国王と親しく、彼に好意を寄せています。カミラ王妃ともますます親密になっています」と明かすと、こう続けた。
「彼女は常に王室ファミリーに忠実で、ここ数年は一歩も足を踏み外すようなことはしていません。彼女が批判的な言葉を口にしたことはなく、常にこの組織に対して非常に誠実にしています。」
セーラさんはクリスマス当日に自身のInstagramを更新し、娘ベアトリス王女、ユージェニー王女との親子ショットを公開。投稿では、サンドリンガムに戻ってきた喜びを次のように述べていた。
「私達は今日、お互いに楽しみ、感謝の気持ちを感じています。みなさんも素敵な一日をお過ごしください。今日を祝福する人々へ、クリスマスおめでとう。そしてすべての人達に季節のご挨拶を送ります。」
セーラさんは定期的なマンモグラフィ検診で乳がんと診断され、6月に乳房切除と再建手術を受けるという、プライベートでは困難な状況を乗り越えた年だった。
The Royal Family has greeted crowds following a Christmas church service at St Mary Magdalene in Sandringhamhttps://t.co/Y9ZQoO6QZQ pic.twitter.com/9YzLhNbD4h
— Sky News (@SkyNews) December 25, 2023
画像は『The Royal Family 2023年12月25日付Instagram「This morning The King and Queen and other members of the Royal Family attended a Christmas service at St Mary Magdalene Church in Sandringham.」』『Sky News 2023年12月25日付X「The Royal Family has greeted crowds following a Christmas church service at St Mary Magdalene in Sandringham」』『Sarah Ferguson (Fergie) 2023年12月25日付Instagram「We are enjoying each other’s company and feeling grateful today.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)