イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】ヘンリー王子夫妻、暴露本についてのコメントを求められる「耳をつんざくような沈黙だ」

同人物は「かつて『ノーコメントにより、じわじわと破滅させられる』ということについて語った夫妻が、この時点で黙り込んでいる」述べたそうだ。

そして「これは『耳をつんざくような沈黙』なのです」と表現し、人々がヘンリー王子夫妻のコメントを期待して耳を澄ましている状態であることを示唆した。

さらに、ヘンリー王子夫妻を知る関係者は同メディアの取材に対して、「メーガン妃は2人の名前を公にするつもりなどありませんでした」と主張し、「彼女の陣営の誰かが、オミッド氏にリークしたということもありません」と陰謀説を否定した。

一方、王室メンバーが生まれてくる赤ちゃんの肌の色を懸念する“発言”をしたことについて、英国の著名人達は王室側を擁護する姿勢を見せている。

ボリス・ジョンソン元英首相は英メディア『Daily Mail Online』に寄せた寄稿文で、このような“発言”は「まったく人種差別的ではない」と述べ、子どもが生まれる前にこのような会話をするのは「完全に純粋で普通なことだ」と記した。

チャールズ国王、カミラ王妃と談話するボリス・ジョンソン氏。赤ちゃんの肌の色に関する発言は「人種差別的ではない」と擁護した(画像は『Boris Johnson 2023年5月6日付Instagram「Today - in a ceremony whose place,」』のスクリーンショット)

英作家で元政治家であり、NGO「人種平等委員会(Commission for Racial Equality)」の元代表者を務めたトレバー・フィリップス卿は、英TV番組『Sky News』で次のような見解を述べた。

「率直に言ってナンセンスな話だと思います。このような会話が交わされない有色人種の家族は、世界中どこを探しても存在しないと思うからです。」

黒人であるフィリップス卿は、英国の植民地だったガイアナ共和国からの移民である両親のもとに生まれ育った。

また今回の騒動において、ヘンリー王子とチャールズ国王の間にできていた親子間の溝がさらに深まってしまったと懸念する声もあがっている。

王室コメンテーターのリチャード・フィッツウィリアムズ氏は英メディア『The Sun』の取材に応じ、「チャールズとヘンリーの関係は以前から最悪の状態にありました。しかし今回の件により、修復不可能なほどこじれてしまった可能性があります」と語った。

なお問題となった暴露本のタイトル『Endgame(エンドゲーム)』はチェス用語で、駒が残り数個となり、大詰めを迎えた“終盤戦”を意味するものだ。

リチャード氏は今回の騒動を同著のタイトルと掛け合わせ、「これは彼らにとって、まさにエンドゲーム(終盤戦)を意味することになるかもしれません」と付け加えた。

画像は『Oprah Daily 2021年3月8日付Instagram「Speaking to @Oprah,」』『The Royal Family 2023年11月30日付Instagram「Everyone has a role to play in tackling the most complex environmental challenges facing our world.」』『Boris Johnson 2023年5月6日付Instagram「Today – in a ceremony whose place,」』『Sky News 2023年11月26日付X「Actress Tracy-Ann Oberman says it’s “really upsetting” leading politicians are choosing not to attend today’s march against antisemitism.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

英『Sky News』の報道番組『Sunday Morning』の司会を務めるトレバー・フィリップス卿。今回の騒動について「ナンセンスだ」と一喝した(画像は『Sky News 2023年11月26日付X「Actress Tracy-Ann Oberman says it's “really upsetting” leading politicians are choosing not to attend today's march against antisemitism.」』のスクリーンショット)

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