クリスマスを迎えるこの季節に、愛のメッセージを込めて大切な人に指輪をプレゼントする人もいるのではないだろうか。あるアメリカ人女性は、そんな大切な思いが込められた結婚指輪を誤ってゴミ袋に落としてしまい意気消沈していたが、ゴミ処理場施設職員の真摯な対応により、無事に指輪が見つかるというラッキーな結末を迎えた。米日刊紙『New York Post』などが報じたが、テックインサイト編集部では指輪を発見した職員に取材を依頼したところ、快く応じてくれた。
この幸運な発見は、11月22日に米ニューハンプシャー州のウィンダム・ゴミ中継施設で起こった。ゴミ中継施設とは、清掃工場または最終処分場へゴミを運ぶ際に、ゴミを中間地点に集めて輸送を効率よく行うための施設である。
同施設の総合サービス部長であるデニス・セニバルディさん(Dennis Senibaldi)が米マサチューセッツ州ボストンのTV放送局『WHDH』に語ったところによると、結婚指輪がゴミ袋に捨てられているかもしれないという女性が、夫が施設にゴミを持ち込んだ時間やその際に乗っていた車の車種、ゴミ袋の色や袋の中身について電話で作業員に伝えたという。
女性からの連絡を受け取った中継施設の作業員たちはまず、監視カメラの助けを借りて作業に取りかかることにした。(毎年11月の第4木曜日に祝う)感謝祭の朝に職場へ行き、カメラの映像を見て彼女の夫を捜したという。デニスさんによると、それによりトレーラーのどのあたりにゴミがあったのかを正確に追跡することができたそうだ。捜していたゴミ袋は、トレーラーの中に最初にすくい入れられたゴミの中だった。
しかしトレーラー全体には20トンのゴミがあったと伝えられており、女性のゴミ袋を見つけるためには、トレーラーの上から約3.66メートル下まで掘り進めなければならなかったという。そして、デニスさんと他の作業員らは、