モデル兼歌手でありニコラ・サルコジ前大統領夫人でもあるカーラ・ブルーニ(55)の姿があった。
黒を基調とし、なおかつ薄化粧、ラフなヘアスタイルながらも上品に女性の魅力を溢れさせていた。ケイト・モスはノーブラのように見え、デミ・ムーアやカーラ・ブルーニはまるで少女のような笑顔で登場している。
さらに、カラフルファッションを纏っていたセレブ達もチェックしてみたい。
スペイン人ファッションデザイナーで、今年2月に死去したパコ・ラバンヌのデフィレ「ラバンヌ2024年春夏コレクション」に集まったセレブは、自由でラフなパコ・ラバンヌのブランドイメージをリスペクトしているのであろう。美術館「パレ・ド・トーキョー」で開催された彼のデフィレには、YouTube名“Léna Situations”として知られるフランスのソーシャルメディアパーソナリティ兼作家であるレナ・マーフフ(25)がメタリックなトップスにワイドジーンズを着用して登場した。
女優、監督、脚本家であるフランスのアルジェリア系ユダヤ人のジェラルディン・ナカシュ(43)は、エナメル質のコートにラメTシャツ、そしてジーンズという完全にカジュアルなスタイルであった。イタリア系フランス人女優のマリーナ・フォイス(53)も、下手すれば「ちょっと近所へお買い物か?」といったカジュアルな薄手のセーターで登場している。
最後は、英ファッションブランド、ヴィヴィアン・ウエストウッドのデフィレを鑑賞したパメラ・アンダーソン(56)だ。元プレイメイトで、1992年からはヒットシリーズ『ベイウォッチ』にレギュラー出演したことで一躍有名セクシー女優となった。彼女はカナダ出身であるが、片言ながらフランス語を駆使して、フランスのリアリティ番組『Danse avec les stars』(「スターと一緒にダンス」の意味、2018年)やフランス映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(原題:Nicky Larson et le Parfum de Cupidon」、2019年公開)にも出演している。50代になってもセクシー路線で活躍するパメラだが、この日はほぼノーメイクで、いかにもヴィヴィアン・ウエストウッドらしいチェックのオーバーサイズな帽子とコートを身に纏い、セクシーは封印してファッションを主役に押し上げていた。これもパメラ自身が持つ美に対する自信の表れとも言えよう。
ブランドの価値を下げることなく自己主張するセレブのファッションセンスは、ぜひとも見習いたいものだ。パリ・ファッションウィークは10月3日に最終日を迎える。
画像は『Demi Moore 2023年9月26日付Instagram「@YSL SS24 with @KateMossAgency」』『Penélope Cruz 2023年9月26日付Instagram「Noche mágica con @lancomeofficial #lancomexlouvre」』『Lancôme Official 2023年9月29日付Instagram「@kellyrowland stunned on her way to the Night of Grandeur at the Musée du Louvre.」』『Agence Bestimage 2023年9月27日付Instagram「hotocall du défilé Saint Laurent Womenswear Printemps/été 2024」』『Lena Situations 2023年9月29日付Instagram「yolo @rabanne」』『Nakache Geraldine 2023年9月30日付Instagram「I’M A RABANNE PERSON」』『Pamela Anderson 2023年9月日付Instagram「An adventure in Paris with fresh eyes…」』『Chiara Ferragni 2023年9月27日付Instagram「A night to remember Yesterday」』『Marina Foïs 2023年9月28日付Instagram「C’était WAOUH!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 リエコ)