イギリスに住むある女性は、15年前に第1子を鉗子分娩で出産した。しかし赤ちゃんの顔に大きな傷ができ、自身も後遺症が残ってしまったそうだ。英ニュースメディア『The Sun』などが伝えている。
英ロンドン市内の北部に位置するノース・ロンドン在住のギータ・ナーヤルさん(Geeta Nayar、46)が15年前に経験した出産について、今月20日に英メディア『The Sun』が紹介したところ注目を集めた。ギータさんは第1子の長女を鉗子分娩で出産したという。
ギータさんと夫のエドさん(Ed、49)は当時、生まれてくる初めての我が子に嬉しさが溢れんばかりだったそうだ。そして陣痛が始まったギータさんは、病院の助産師が安心させてくれたことで何も心配することなく出産に臨めると思っていた。
ところが数時間経っても赤ちゃんが下りてくる気配がなく、陣痛が続いて疲れ果てたギータさんは、病院側に帝王切開での出産をお願いした。しかしその要求は受け入れられず、吸盤状のカップを胎児の頭にあてて牽引する吸引分娩が行われた。
だがそれでも赤ちゃんが出てくる気配がなかったため、今度は鉗子分娩に切り替えられた。鉗子分娩とは、2つの金属製のヘラのようなもので赤ちゃんの頭を挟んで牽引する出産方法である。初めての出産のうえ、次々と切り替わる分娩にギータさんは不安でいっぱいだったそうだ。
最終的に赤ちゃんは無事に誕生したものの、