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writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】タモリ「過大評価」、長澤まさみ「役と一緒に悩みながら」 ギャラクシー賞で個人賞受賞

「あしあとを残したいと思います」と言い、にやりと笑みを浮かべた。実は冒頭で司会の長野智子フリーアナウンサーが「足跡」を「そくせき」と読むべきところを「あしあと」と読んでしまい、自らすぐに気づき訂正していた。それを遅ればせながらイジったタモリは、大爆笑が巻き起こるなか「泥棒じゃないんだから…」と笑顔を見せてトークを終えた。

晴れ舞台にふさわしく正装したタモリ。「今、地上波はちょっと大変な感じになっているみたいですが、まだまだやる余地があると思うんです」と、これからもテレビで活躍していく意思を見せた

またテレビ部門の個人賞は女優・長澤まさみが受賞。ドラマ『エルピスー希望、それとも災いー』(関西テレビ放送)の主演、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)のナレーションを評価されたが、『エルピスー』は見事に大賞も受賞した。

ギャラクシー賞テレビ部門の個人賞を受賞、マイクの前に立ち感謝の気持ちを述べる長澤まさみ

「昨年は毎日が撮影の日々でした。どっぷりと作品づくりに浸った一年になりました」と振り返った長澤は「私がひとつひとつのお仕事をやり抜くことができたのは、やはり近くで支えてくださった監督やスタッフの皆さんのおかげだなと再実感する一年となりました。素敵な賞をいただき、本当に嬉しいです。ありがとうございました」と感謝の気持ちを口にした。

ドラマ『エルピスー希望、それとも災いー』(関西テレビ放送)の大根仁監督が、サプライズで花束を持って長澤まさみのお祝いに駆け付けた

ドラマ『エルピスー』で長澤は、冤罪事件を独自に追うテレビ局アナウンサー・浅川恵那を演じたが、「私自身も共感する部分も多かった。一緒に悩みながら演じたように思います」と役に寄り添ったそうで、アナウンサー役だったことから「先生から(原稿読みの)スパルタ特訓をしてもらいました。それがうまくいかないとこの作品が成立しないぐらい大切なところだったので」と明かした。

スレンダーで美しい立ち姿を見せた長澤まさみ。手にはギャラクシー賞テレビ部門個人賞のトロフィー

他にラジオ部門「DJパーソナリティ賞」は安住紳一郎TBSアナウンサー(49)が受賞、「(ラジオ出演では)本当にいいことはほとんどありませんでした」「心に塗る薬はありません」などとぼやいて、場内を爆笑させ続けた。

なぜかぼやいてばかりいた安住紳一郎アナウンサー。本人も「ごめんなさいね。恨みつらみになっちゃって」と謝罪

また『マイベストTV賞 第17回グランプリ』は毎日放送ドラマイズム『美しい彼』(シーズン2)が受賞、ダブル主演の萩原利久と八木勇征が、同シリーズの映画『劇場版 美しい彼~eternal~』の舞台挨拶から贈賞式に駆け付け、2人で喜びを分かち合った。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

『マイベストTV賞 第17回グランプリ』は毎日放送ドラマイズム『美しい彼』(シーズン2)が受賞し、ダブル主演の萩原利久と八木勇征が駆け付けた

毎日放送ドラマイズム『美しい彼』は昨年のシーズン1に続き、2年連続の『マイベストTV賞グランプリ』を受賞。ダブル主演の萩原利久(左)と八木勇征

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