インドネシアで今月中旬、怯える野良犬を川に放り込み、ワニがかぶりつく様子を撮影した3人の男に対して、非難の声が殺到した。3人は会社の同僚で「食べ物をよく盗まれ、頭に来た」と話しているという。SNSで拡散された動画とともに、インドネシアのニュースメディア『detikcom』などが伝えた。

インドネシアの北カリマンタン州ヌヌカン地区で今月15日、2人の心無い男によって野良犬が川に投げ込まれ、瞬く間にワニの餌食となった。当時の様子は同僚の男が撮影しており、SNSで動画が拡散すると怒りの声が殺到した。

動画では、2人の男が野良犬の頭とお尻を持って、振り子のように振りながら「1、2、3」と掛け声をかけるのが見て取れる。そして「3」の掛け声が響いた直後、犬は空中に投げ出され、川に落ちるともがき始めた。

するとその直後、犬の背後からワニが迫ってくるのが分かり、水しぶきが上がると犬はあっという間に姿を消した。そしてこれを見た男たちは「やったぜ」とばかりに笑い出し、興奮状態で雄叫びを上げた。

この動画がSNSで拡散すると、「目には目を。悪業は苦難をもたらすだけ」「狂っている」「残酷過ぎる」「即刻クビにして」「見るに堪えない」「どうして笑えるのか？」といったコメントが殺到し、