外見が他の人と異なることで周りから心ない言葉を向けられることがあるが、アメリカのある女性は大きな口を持っていることで「醜い」と揶揄されるも、それを大きなバネとして夢を叶え、大金を手に入れることができた。女性は人々に「型にはまらず自分らしく生きていこう」と呼びかけている。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。
米ニューヨーク郊外に住むサマンサ・ラムズデルさん(Samantha Ramsdell、33)は2021年7月25日、口を開けた時の縦の大きさが6.52センチを記録し「世界で最も大きな口を持つ女性」としてギネス世界記録に認定された。
以前のサマンサさんは時々、コーヒーハウスやバーなどで小さなリサイタルを開いて歌を歌っていた。サマンサさんのInstagramには、美声を披露する彼女の動画がいくつも投稿されている。ところが2020年にパンデミックが始まると、歌を披露する場は主にSNSに移行した。
自分のステージをSNSに置き換えたサマンサさんは、もともとコメディーが好きなこともあり、自作のコメディーソングを歌うなどして徐々にフォロワーを増やしていった。彼女の動画には「素敵な歌声」「面白い!」といった声が寄せられたが、中には「口が大きくてカエルみたい」「口がピットブルのようだ」という心ない言葉も見られた。
実はサマンサさん、人より口が大きく見えることで学生時代には「顔、どうしちゃったの?」と聞かれることがあり、口を小さく見せるためのメイクをしていたという。しかし彼女は2020年頃から、