米首都ワシントンD.C.にあるホワイトハウスで先月18日、小さな侵入者が現れた。3歳とみられている男児は鉄格子の間をすり抜け、敷地内に侵入したという。すぐにシークレットサービスが男児を保護し、両親との再会が果たされたことを米ニュースメディア『CNN』などが伝えている。
米政権の中枢であるホワイトハウスは高いフェンスで囲まれ、多数の警備員が配備されている。厳重なセキュリティが敷かれているこのホワイトハウスに、3歳とみられる幼い男児が侵入に成功した。
ホワイトハウスの広報部長を務めるアンソニー・ガグリエンミさん(Anthony Gugliemli)は、米ニュースメディア『USA TODAY』の取材に対し、「ホワイトハウス北側のフェンス沿いにいた好奇心旺盛の幼い訪問者が、一時的にホワイトハウス敷地内に足を踏み入れました。ホワイトハウスのセキュリティシステムがすぐに起動してシークレットサービスが現場に派遣され、男児は保護され、両親のもとへ送り届けられました」と今回の件を説明した。
当時の写真が公開されており、制服を着た警備員2人に挟まれて男児が抱き上げられている。その後、男児はペンシルベニア通りで待っていた両親と再会し、両親は警備員から簡単な質問を受けたそうだ。一時的にホワイトハウスへのアクセスが制限されたが、すぐに解除されたという。また男児が侵入した当時、