海外発!Breaking News

writer : ac

【海外発!Breaking News】毎晩、私設車道を自転車で走る抜ける男児へ 家主の対応が温かい(米)<動画あり>

もし自宅前の私設車道で、毎晩自転車を乗り回す子供がいたとしたらどうするだろう。「敷地内への立ち入り禁止」と貼り紙をしたり、門を作ったり、それとも「ダメだよ」と注意をするのか…。米ユタ州に住む家主の男性がとった温かい対応が話題になっている。『Tank’s Good News』などが伝えた。

米ユタ州ソルトレイクシティ在住の男性(名前は明らかにされず)は今年6月、自宅敷地内に誰かが侵入したことを知らせる警告音が毎晩、7時過ぎに鳴ることに気付いた。防犯カメラの映像を調べると、犯人は自転車に乗った幼い男の子で、犬を連れた親と一緒にやってくると私設車道をぐるりと周って去っていくのであった。

当初男性は、警告音が響くたびに「またか来たか!」とイライラしていたが、そのうちヘルメットをしっかり被り、補助輪なしの自転車でやってくる小さな侵入者のことが気になってしまった。そして6月30日の午後10時過ぎ、男性はある行動を起こしたのだった。

男性は当時のことをこう振り返る。

「実は時間の経過とともに、あの男の子がやってくるのを楽しみにするようになってね。妻とそんな話をしていた時に『我が家の私設車道は広いから、あの子がもっと楽しめるようにサーキットコースを作ったらどうかしら』と提案されたんだ。すぐに飛びついたよ。それでチョークを手に、私設車道に小さなサーキットコースを描いたんだ。そうしたら翌日、早速あの子がやってきて私が描いたコースを走ってくれたんだよ!」

チョークで描かれたコースに沿って進む男児(画像は『Bored Panda 2020年8月31日付「Guy’s Security Cam Catches Neighbor Kid Tearing It Up On His Driveway, He Decides To Do Something About It」(Image credits: CanyonChasers)』のスクリーンショット)

男性は雨が降ればコースを描き直し、ターンを難しくしてみたり、ゴールにトロフィーを描いてみたりと少しずつ改良を重ねており「正直なところ、あの子と自分とどっちが楽しんでいるのかわからないくらいだよ」と明かしている。『Bored Panda』によると、このサーキットコースは近所で評判になっているそうで、

1 2