イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】<英戴冠式現地レポート>「チャールズ国王が好き」「女王が好きだった」栄枯盛衰のはざまか? 垣間見えた英国民の思い

チャールズ国王の戴冠式の翌日、バッキンガム宮殿前には前日に引き続き多くの家族連れや観光客が訪れた。最寄駅から宮殿へと続く公園は一方通行に規制され、宮殿前は戴冠式の祝福ムードが続いていた。現地取材を通して、地方からロンドンに泊りがけで来てパレードを見たという女性グループの体験談やロンドンの土産店の様子などをお届けする。

チャールズ国王の戴冠式が執り行われた英時間6日、バッキンガム宮殿前のザ・マルの沿道では数日前からキャンプをしていた熱心な王室ファンや観光客が、壮大なパレードや王室メンバーのバルコニー登場を見守った。

当日はあいにくの雨に見舞われたが、翌日曜日には最高気温が20度近くになる晴天となった。英国では8日の月曜日が今年限りの祝日で3連休となったこともあり、ロンドンには多くの観光客が訪れていた。午前中は曇り空で肌寒かったため、ジャケットを羽織る姿が多く見られた。

午前10時過ぎにバッキンガム宮殿の最寄り地下鉄駅「グリーン・パーク」を降りると、宮殿に繋がるグリーン・パークの入り口からは前日に続き一方通行となっていた。公園のあちこちにバリアやフェンスが設置され、警備員が進む方向を伝えている。戴冠式は終わったが、宮殿に向かう多くの人々は昨日の余韻を楽しみ、歴史に残る一日を目にも胸にも刻みつけようとしているかのようだ。

バッキンガム宮殿前のザ・マルで列をなして歩く人々。宮殿周囲は一方通行で規制されており、警備員が人の流れを整備していた。人々は周囲に気を付けて道路を歩き、列はスムーズに進んでいった

人出は多いものの流れはスムーズで、ザ・マルの前には数分でたどり着いた。沿道では家族連れや観光客とみられるグループなどが写真撮影をするなど、

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