アメリカに暮らすカップルのもとに3月下旬、可愛がっていた野良猫の“ベビーキャット(Baby Cat)”が産まれたばかりの子猫1匹をくわえてやってきた。2人にとって特別な存在だというベビーキャットはその後、子猫を次々と玄関先に運んできたそうで、TikTokで当時の様子を紹介すると大きな反響を呼んだ。動物専門ネットメディア『The Dodo』が伝えている。
アメリカ在住のロビン・ウィリアムズさん(Robin Williams)とパートナーが、メスの野良猫“ベビーキャット”と出会ったのは今から約1年前のことだった。
自宅で別の猫を飼っているロビンさんは「うちの周りではよく野良猫がニャーニャー鳴いていてね。時々お腹を空かせて、甘えたくて我が家にやってくるの。そんな野良猫の中でも、ベビーキャットは出会って数分で『この子は特別』と感じたわ」と明かすと、こう述べた。
「ベビーキャットはいつも年老いた灰色の猫と一緒だった。灰色の猫は怖がりで、玄関先で餌を食べることはなかったの。でもベビーキャットは最初に会ったその日から心を許し、私たちから直接餌をもらって食べたのよ。そしてその日以来、定期的に我が家を訪れるようになったの。」
そうして月日を重ねるうち、ベビーキャットは2人に甘え、家の中で餌を食べるようになった。また地下室で長時間を過ごすこともあり、2人のベストフレンドになったという。
そんなことが続いたある日のこと、2人は痩せていて小さかったベビーキャットの体の変化に気がついた。
「ベビーキャットが日に日にふっくらしてきてね。あの子が妊娠していると分かり、『地下室で赤ちゃんを産んでくれたらいいな』なんて期待をしていたの」と明かすロビンさん。ベビーキャットはその後もほぼ毎朝、玄関先に姿を見せ、時には夜まで地下室で過ごす生活を続けていたが、ロビンさんは3月下旬のある朝、