ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が、英ウェールズ地方の山岳救助隊を訪問した。この日、夫妻は救助隊のメンバー達と対面し、岩壁を懸垂下降するアブセイリングや救助訓練に参加した。以前にもアブセイリングをする姿を披露したことのある皇太子妃は、興奮した様子で訓練に挑んだという。
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が現地時間27日、英ウェールズ地方への公式訪問を開始した。2日間の日程では、工業化された都市近郊の渓谷の一群であるサウス・ウェールズ・ヴァレーズや、ノース・ウェールズとサウス・ウェールズの間にあるミッド・ウェールズを訪問する予定だ。
初日には、今年で創立60周年を迎える「セントラル・ビーコンズ山岳救助隊(Central Beacons Mountain Rescue Team)」を訪れた。
ウィリアム皇太子はかつて英空軍(Royal Air Force/RAF)で捜査救助部隊のヘリコプター操縦士の任務に就いた経験があり、2007年にはイングランドとウェールズの山岳救助隊のパトロンに就任した。
今回夫妻が訪問した「セントラル・ビーコンズ山岳救助隊」はボランティアによって運営され、1963年の創立以来ミッド・ウェールズとサウス・ウェールズの地域社会の安全を守るために活動している。
この日、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は、赤いマウンテンジャケットにグレーのズボン、マウンテンブーツを合わせた活動的なスタイルで現れた。
夫妻は山岳救助隊のメンバーと対面すると、