今月上旬、イギリス在住のある男性が自宅のソファーで寝ていたところ、愛犬に足の指を噛まれた。右足の親指の爪が剥がれ骨折するほどだったが、男性は噛まれたことに気づかなかったという。そして病院で検査を受けた男性は、脚の動脈2本が詰まっていることが判明した。英ニュースメディア『The Mirror』『WalesOnline』などが伝えている。
英ケンブリッジで暮らすデイヴィッド・リンゼイさん(David Lindsay、64)は4月上旬、自宅のソファーで寝ていたところ、生後7か月のブルドッグの愛犬“ハーレー(Harley)”に足の指を噛まれた。
しかし彼は自分の足が血まみれになっていることに気づかず、妻の叫び声に驚いて目を覚ましたという。
デイヴィッドさんは当時の状況をこう振り返っている。
「私がソファーで寝ていると、妻が『ハーレーが足の指を噛んでいるわ!』と叫びました。その声に驚いて目を覚ますと、右足の親指の爪が剥がれて血だらけになっていたんです。しかも骨が折れるほどの怪我だったのに、糖尿病を抱えている私はそれに気づいていませんでした。ハーレーに噛まれたことで、足が完全に麻痺していて何も感じないことが分かったのです。」
その後、ケンブリッジ大学医学部アデンブルック病院に搬送されたデイヴィッドさんは9日間入院し、犬に噛まれたことによる感染症が骨に広がるのを防ぐため、抗生物質の点滴を受けた。
そしてCTスキャン検査を受けた結果、