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writer : ac

【海外発!Breaking News】ヘビに頭から呑まれたカエル、後ろ足でドア枠にしがみつき必死の抵抗(豪)<動画あり>

頭をヘビに呑み込まれた状態のカエルと、頭を持ち上げたまま口からカエルの足を突き出したヘビだった。

勝手口のドア枠とその下のコンクリートとの隙間に後ろ足を掛け、頭をヘビに呑み込まれた状態のカエルと、頭を持ち上げたまま口からカエルの足を突き出したヘビ(画像は『Sunshine Coast Snake Catchers 24/7 2023年4月21日付Facebook「Frogs Holding on for Dear Life!」』のスクリーンショット)

スチュワートさんは女性に「ヘビは動けないわけではなく、カエルを引っ張っているんだ。ヘビは『ミナミオオガシラ(Common Tree Snake)』で、とても大きく健康な個体だね」と話しかけ、こんな提案をした。

「ヘビに少し時間を与え、カエルを食べ終わるまで待とうと思う。もしこのまま近づくと、ヘビがカエルを落としてしまうかもしれないからね。そうなるとせっかくのごちそうが無駄になってしまうだろう。」

ところがヘビはその後、口を大きく開けてカエルを放し、そのまま勝手口の奥へと姿を消した。一方でヘビから突然解放されたカエルは、足を掛けたままぶら下がっており、なんとも苦しそうな様子である。

そうしてヘビが逃げるのを見たスチュワートさんは焦って後を追いかけていき、ヘビがウッドフェンスの下の穴に頭から突っ込んだところを捕獲した。

スチュワートさんはその後、このヘビを森に放したそうで、餌を逃した不運なヘビと九死に一生を得たカエルについてこのように述べた。

「あのヘビは我々のわずかな動きを察知し、獲物を落としていった。私たちは距離を置いていたし、なるべくヘビの邪魔にならないようにしていた。でも獲物をくわえている時のヘビというのは、動揺したり危険だと感じると獲物を放してしまうんだ。」

「それに比べるとカエルは幸運だったね。我々はこれから、あのカエルをオーストラリア動物園の野生動物病院へと送り届けるつもりだよ。そこで治療を受け、自然に返すことができるようにね!」

なお「クイーンズランド州環境科学省(Queensland Department of Environment and Science)」のウェブサイトによると、ミナミオオガシラはオーストラリアやパプアニューギニアが原産で、全長は平均1メートル、大きいものでは2メートルにまで成長するという。また毒はなく、主にカエルやトカゲ類を捕食するそうだ。

ちなみに今年3月にはブラジルで、大きく膨らんだヘビの腹部が切り裂かれ、完全な形のヒツジが取り出された。ヒツジは近隣の家畜だった可能性が高いという。

画像は『Sunshine Coast Snake Catchers 24/7 2023年4月21日付Facebook「Frogs Holding on for Dear Life!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

ヘビから解放されたカエル。ドア枠下の隙間に足を掛けたままぶら下がっているが、なんとも苦しそうな様子。今回は運が味方し、スチュワートさんがオーストラリア動物園の野生動物病院へと送り届けた(画像は『Sunshine Coast Snake Catchers 24/7 2023年4月21日付Facebook「Frogs Holding on for Dear Life!」』のスクリーンショット)

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