ヘンリー王子とメーガン妃が、米コメディアニメ『サウスパーク』の最新エピソードでパロディにされた。アニメでは夫妻の名前を出さずに「カナダの王子と妻」と表現しているが、そのストーリーはヘンリー王子の回顧録やTV番組に出演する姿などを明らかに風刺したものだ。夫妻が「プライバシーが欲しい」「私達を見るのを止めて」と書かれたプラカードを掲げてトークショーに出たり、家の前で大騒ぎする姿を描くなど2人を酷評する内容となっている。
1997年から米ケーブルチャンネル「コメディ・セントラル」で放送する『サウスパーク』は、米コロラド州にある町サウスパークに住む少年達を中心に、社会風刺や映画のパロディなどブラックジョークたっぷりの過激な内容を描いたコメディアニメだ。
最新作となる第26シーズンは2月に開始したが、第2話はヘンリー王子とメーガン妃を風刺したストーリーだという。番組の公式SNSによると、同エピソードは「ワールドワイド・プライバシー・ツアー」と題され、その内容について「カナダの王子と妻がプライバシーを求めて、山にある小さな町で隠遁生活を試みる」と説明している。
現地メディアによると、同アニメではヘンリー王子とメーガン妃の名前を出していないものの、その内容はNetflixのドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』やヘンリー王子の回顧録『Spare』によって巻き起こった騒動をパロディにするなど、夫妻に対する風刺であることが明確だという。
SNSに拡散された動画によると、ヘンリー王子とメーガン妃に似たキャラクターがTV番組『グッド・モーニング・カナダ』にゲスト出演し、王子の回顧録のパロディとみられる『Waaaagh』と題された本を宣伝する場面がある。この時夫妻は「僕らにはプライバシーが必要だ」「私達を見るのは止めて」と書かれたプラカードを掲げて登場するのだ。
王子は司会者から「ジャーナリストは嫌いですか?」と尋ねられると、