ノミネートされながらも受賞を逃した女性アーティスト達の名前を挙げて称賛した。
「ブリット・アワーズ」の主催者は授賞式での性差別をなくすため、2022年に「男性」「女性」といったカテゴリーを廃止し、ジェンダーニュートラルな賞に変更した。ハリーはこの件に考慮し、女性アーティストへの賛辞を送ったとみられている。
続けて自身の母親や「ワン・ダイレクション」で共に活動したナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソン、リアム・ペイン、ゼイン・マリクの名前を挙げ、「君たち無しでは、僕はこの場所にいることはできなかった」と感謝の気持ちを伝えた。
当日の式典では、楽曲『Forget Me』が最優秀ソング賞にノミネートされたスコットランド出身のシンガーソングライター、ルイス・キャパルディがステージに登場し、同曲をギターの弾き語りで披露する場面もあった。
ルイスはパフォーマンスを終えると観客席に戻っていたが、この後には4冠を獲得したハリーと対面し、熱い口づけとハグをする場面が目撃されたのである。
SNSに拡散された動画によると、ハリーはステージで受賞スピーチを行いながら、トロフィーを持つ片手で観客席の方を指さしている。マイクで何かを話しながら階段を下り始めると、誰かの方に向かって真っすぐに歩き始めたのだ。
すると会場から「ルイス! ルイス!」と呼ぶ女性ファン達の声が溢れ、ステージ下にルイスが現れた。ハリーはルイスの方に向かって駆け寄っていくと、ためらわずに口づけをして、固いハグを交わした。この瞬間、会場では大きな歓声が沸き起こっていた。
Where were you the day @Harry_Styles and @LewisCapaldi kissed at the #BRITs?!🌟 pic.twitter.com/fo0fxy7ZRf
— iHeartRadio (@iHeartRadio) February 11, 2023
画像は『The BRIT Awards 2023年2月11日付Instagram「POV:」「A red sequin crop opening number?」「What a night for Harry Styles」「Lewis Capaldi making me cry like a baby with that choir」、2023年2月12日付Instagram「Making an entrance made easy last night thanks to Audi」』『iHeartRadio 2023年2月11日付Twitter「THIS IS THE BEST PHOTO TO EVER EXIST ON MY PHONE」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)