英ミュージシャンのオジー・オズボーン(74)が、健康状態の悪化を理由にツアーからの引退を表明した。オジーは2019年に自宅で転倒後、数年間にわたり脊髄手術や多くの治療を受け続けていた。同年に予定していたツアー公演は何度も延期された結果、今年5月からヨーロッパや英国を回ることが決定していたものの、オジーは「体力的に無理だと悟った」と述べ、今後のツアーをすべて中止することを決意したという。
オジー・オズボーンが現地時間1日に自身のSNSを更新し、予定していたヨーロッパと英国のツアー公演をキャンセルすると発表した。
オジーは2003年に四輪バイクで事故を起こして、瀕死の重傷を負った。2019年には米ロサンゼルスの自宅で肺炎を患った際に転倒してしまい、その際にバイク事故で負った傷が悪化したという。
そのためオジーはここ数年間、大規模な脊髄手術やその他の治療を受け続けていた。
2018年には「次のツアーが最後になる」とオジー自ら発表し、キャリアのラストとなるワールドツアー『No More Tours II』を開始。しかし2019年の公演は健康上の理由で延期され、翌2020年にはオジーがパーキンソン病を患っていることを公表していた。その後何度も日程が変更されたワールドツアーは、今年5月からヨーロッパや英国を回る予定だったものの、今回正式に中止が決定したのである。
オジーが最後にパフォーマンスを行ったのは、