イギリスで現地時間13日、1匹の犬が散歩中に行方不明になった。飼い主の女性は周辺を捜し回ったが見つからず、Facebookで協力を求めたところ、愛犬はタクシー運転手と一緒に空港まで往復100マイル(約160キロ)を移動していたことが明らかになった。英ニュースメディア『Manchester Evening News』などが伝えている。
英ウェールズのレクサムで暮らすジョージア・クルーさん(Georgia Crewe、28)は現地時間13日の早朝、愛犬のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルとトイプードルのミックス犬“ラルフ(Ralph)”を連れてグレスフォード採石場(Gresford Quarry)へ散歩に出かけた。
そして朝5時頃、ジョージアさんは他の犬の飼い主と話していたところ、ラルフが突然いなくなってしまったという。
ジョージアさんは当時の状況をこう振り返っている。
「私たちはいつも朝早く起きて、外が暗いうちから散歩に出かけます。グレスフォード採石場は普段からよく行く場所で、その日は私が他の犬の飼い主と話していて、振り向くとラルフがいなくなっていました。そこは4つの方向に道が分かれているので、いつも私たちが進むほうに行ってみたんです。でもラルフの姿はありませんでした。」
「私はFacebookにラルフの写真を添えて行方不明になったことを投稿した後、森の中を3時間歩き回って捜しました。友人や地元の人たちにも一緒に捜してもらったのですが、結局見つからなかったのです。」
そしてラルフが行方不明になってから4時間が経った午前9時、