この違反を不服としてマクドナルドに出向いたそうだが、「彼らに助けを求めるのは無理だ。相談しても、自分たちには関係ないことだと言われたよ。いったいどうしたらいいんだろう」と語っており、店からは冷たくあしらわれたもようだ。
駐車場管理会社の代表は「当社が担当する多くのレストランで、すべてのお客様に十分な駐車場を確保するため、時間制限を設けた駐車規制を行っています」と説明し、「これらの制限に関する標識は、駐車場の入り口や場内のさまざまな街灯にもはっきりと表示されています。もしお客様が違反通知を不正に発行されたと思われる場合は、駐車管理会社のガイドラインに従って訴えてください」と述べている。
今回のニュースには、Twitter上で「マクドナルドの食事に90分以上かかるなんて、なぜ? 15分過ぎたら冷めちゃうでしょ」、「セント・ネオツ(ケンブリッジシャーの町)のコスタコーヒーで、1、2分超過しただけで同じような請求をされたことがある。どうしてこのような強要が許されるのだろう?」といった声があがっている。
英国消費者金融情報・討論サイトの『Money Saving Expert』では、駐車場会社から不当と思われる通知を受け取った場合、すぐに払わないようにとアドバイスしている。
同サイトでは「民間の駐車場会社には罰金を科す正式な権利はありませんが、そう思わせようとすることはあります。これらの会社は、契約違反と思われる行為に通知を送っているだけなのです。民間企業が違反通知を発行すること自体に問題はありません。このような形のはっきりしないシステムによって、悪意のある人たちに不必要な力を与えてしまうことが問題なのです」と警告している。
画像は『Cambridgeshire Live 2023年1月20日付「Resident’s ‘parking hell’ as fines make McDonald’s ‘most expensive meal ever’」(Image: Keith Jones)(Image: Cambridge News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 H.R.)