21年前に紛失したダイヤモンドの指輪が、実家のトイレから見つかったというニュースがアメリカから届いた。それは婚約指輪として夫から妻に贈られたもので、紛失当時の夫妻は必死に捜したものの見つかることはなかった。しかし昨年11月、トイレを交換するための工事を依頼したところ、配管工の男性により便器に詰まっていた指輪が発見された。『NDTV』『New York Post』などが伝えている。
米フロリダ州レイクランド在住のニック・デイさん(Nick Day)は21年前、妻のシャイナさん(Shaina)にプロポーズした際、ダイヤモンドの指輪を贈った。
しかしそれから間もなくして、シャイナさんはその婚約指輪を紛失してしまったという。ニックさんは当時の状況をこのように語った。
「ある日、シャイナが私のところに来て、指輪を失くしてしまったようだと言ったんです。カウンターの上に置いたけど見当たらず、うっかりトイレに流してしまったかもしれないと言っていました。」
その後、2人は必死で指輪を捜したが見つからず、シャイナさんは「浄化槽(汚水処理タンク)の中に降りて、中の水を1滴も残さずポンプで汲み上げて、ストレーナー(固形物を取り除くために使用するザルなどの網状の器具)に通して、何としてでも見つけ出そうとしました。しかし残念なことに指輪が見つかることはありませんでした」と振り返っている。
それから20年以上が経った2022年11月、ニックさんの母親レニーさん(Renee)がバスルームのリフォームの際にトイレを新しいものに交換しようと思い、