ヘンリー王子とメーガン妃がドキュメンタリー番組の配信開始を受け、王室離脱の理由に関する声明文を発表した。番組では夫妻のプライベート映像を公開しながら、2人が出会いや交際の裏話を明かしていく。そのため視聴者からは「プライバシーが欲しかったのでは」と非難の声が溢れていた。このような意見に対して、声明文では王室を離脱した理由についてプライバシーを懸念したものではないことを主張した。
Netflixが制作するヘンリー王子とメーガン妃のドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』のパート1が、8日に配信開始した。
6部構成で2パートに分けて配信する同番組は、ヘンリー王子とメーガン妃の出会いから婚約・結婚、メディアによる攻撃などを回想するものだ。2人の秘蔵写真や関連映像、友人や家族のインタビューを織り交ぜながら、夫妻が真実について語っている。
ヘンリー王子とメーガン妃は2018年5月にロイヤルウェディングを執り行い、その後は王室公務を行っていた。しかし2020年1月に声明で「王室の上級メンバーから退き、経済的に自立できるよう努力する」と発表した。
当時の文書では「今後は英国と北米の間で時間をバランスよく使い、女王と英連邦、そして後援者への義務を引き続き果たしていくつもりです」と述べ、こう続けていた。
「この地理的なバランスにより、私達の息子が王室の伝統のもとに生まれたことに感謝しながら子育てをするとともに、新たな慈善団体の立ち上げなど次の章に集中するためのスペースを家族に提供することができるのです。」
夫妻がこのような決断をした理由については、