米カリフォルニア州ロサンゼルスの閑静な住宅街で今月2日午後、2歳女児が車から降りたところをコヨーテに襲われた。女児は父親に助けられ軽傷で済んだものの、白昼に起きたコヨーテの急襲に地元住民はショックを隠しきれないようだ。『KTLA』などが伝えている。
カリフォルニア州ロサンゼルス北西に位置するウッドランド・ヒルズで2日午後、保育園から車で帰宅したばかりの2歳女児が自宅前でコヨーテに襲われた。
当時の様子は監視カメラが捉えており、画面左手から現れたコヨーテが、車を降りて歩き始めた女児を背後から急襲。女児は脚を噛まれて前のめりに倒れ、そのままコヨーテに後方に引きずられ大声で泣き始めた。
近くにいた父アリエル・エリヤフオさん(Ariel Eliyahuo)はすぐに駆け寄っており、「ゴーゴー!(あっちへ行け!)」と叫びながらコヨーテを威嚇、娘を抱き上げた後でペットボトル(報道によっては石とも)を投げつけて追い払った。
女児の母シーラさん(Shira)は「娘が襲われたのは、夫が車の中のおもちゃを集めようしたほんの数秒のことでした。叫び声を聞いた夫はコヨーテの姿が見えず、娘が転倒したと思ったようですが、そばに行くとコヨーテがいたのです」と当時を振り返り、